昨年秋に始まったビジネス書、読書会ですが１月27日で6回目を迎えました。この読書会の特長は、参加者とのダイアログ(会話)を通じ、行動するきっかけを紡ぎだすところにあります。様々な分野のビジネスの知の結晶を読み、著者と出会い、参加者と意見を交わし、刺激を受ける。「ひとりで読む読書から、気づきを共有し、自己の成長とビジネス成功のための行動する読書へ」と効率的なビジネス書の読書法を体験できるビジネス書読書会(オンライン）です。今回 の課題図書は『実践するドラッカー【利益とは何か】』（著者 佐藤　等 氏）でした。

ピーター・F・ドラッカー教授の教えをテーマに沿ってわかりやすく解説した『実践するドラッカー』シリーズ。課題図書の【利益とは何か】は、2013年に出版。本書のテーマは、いわゆる「利益編」になっているが、中身は「われわれのミッションは何か」「顧客は誰か」「顧客にとっての価値は何か」「成果は何か」「われわれの計画は何か」といった、ドラッカーが非営利組織のマネジメントのために開発した経営ツールである＜５つの質問＞を実際に使えるように説いた本で参加された方々はそれぞれが読み取った感想を発表し合いより深めて理解し、実践への手がかりとされたようでした。

なお、次回第７回目は２月２４日(水)で課題図書は『「会社に眠る財産」を掘り起こせ! 「一品」経営で業績と働きがいがぐんぐんのびる』（著者 岡村 衡一郎 氏）です。